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seiseki squareSSRブログ

2018/07/20

ピンチョンではそこまで騒げない


 
 
 トマス・ピンチョンが久し振りに小説『メイソン・アンド・ディクソン(1997)』を上梓したとき、ニューズウィークだったかが、「これ程までの天才文学者がいるアメリカを祝福しよう」のような絶賛記事を書いて大騒ぎしていたのを憶えている。日本のピンチョン研究家の第一人者S氏だって、そこまで大騒ぎはしなかったように思う。まあ、同時代に稲垣足穂や澁澤龍彦を読んでいた日本の読書人としては、ピンチョンではそこまで騒げないというのが正直なところだ。
 旧作の再読に興味が向いて久しいが、今日、ふと、日本のそんなふたりの作家のことが記憶の端に浮かんだ。



【Juliana Pulido / どんなときも】

 

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