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seiseki squareSSRブログ

2018/08/04

初めてきみを見たのは...


 
 
 
 スイスに似た気候と斑尾山や黒姫山の山容が好きだという人達が夏の野尻湖に集まってくる。
 開けているのは西側の湖畔だけで、反対側のYMCAや東洋英和女学院のコテージが並ぶ辺りまで行くと、堀辰雄が『晩夏』で描いた頃の空気がいまだに残る。

 1960年代の終わりからの数年間、ぼくの夏は、YMCAの長期サマーキャンプに集約される。
 七月後半から始まる男女中高生による短期キャンプから参加するので、夏休み中は、ほとんど家にいることはなかった。

 初めてきみを見たのは、1970年のもうすぐ八月という頃のことであった。




【Sina, Andrei Cerbu, Andreea Munteanu & Co / Whole Lotta Love】


 

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