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seiseki squareSSRブログ

2018/11/29

年が明けると


 
 
 
 年が明けると新入社・新入学・転勤など移動の機会も増え、ひとり、家族から遠く離れて暮らす運命の人も少なからずいることだろう。

 ある保険会社の調査では、人にかかるストレスのツートップは、身近な人の死と転居だと言う。どちらにも非日常的な固有の作業が付随する。市役所、区役所、郵便局、銀行、ガス、水道、NHK、新聞販売店などへの各種届けの他、あげつらえば切りなくあるように感じる。実に面倒。

 今はマイナンバーや法人番号が定められているのだから、例えば、市役所に転居届、法務局に異動届を出すだけで、何もかもの登録がいっぺんにひっくり返るシステムがあったっていいじゃないか。

                   

 初めて独り住まいの経験に立ち向かおうという人は、環境の違いに戸惑うだろう。最初に直面するのが『孤独』 ----- 外国語の中には、それについて、ふたつの概念をもつ言語がある。
 ひとつは、例えば『アラスカの原野などで半径百キロ以内には自分以外の誰ひとりとしていない、まったくの孤独』ともうひとつは『東京や大阪などの繁華街 ----- まわりに見知らぬ数千の人がいる雑踏の中での、いわゆる大衆の中の孤独』。
 前者よりも後者の環境が勝っているとは思わない。むしろ、前者の方が、絶望的で諦めがつく分いくらかマシとも言える。

 『孤独』は、初めて会ったルームメイトのようなもの。慣れて、親しくなる他はない。

 昔から言われるように、近くの他人は、存外、遠く離れた家族よりも心安くなる可能性がある。




【Nancy Sinatra / So Long Babe 】


 

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