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seiseki squareSSRブログ

2019/02/21

大國魂神社の御神酒


 
 
 
 神事には、何と言ってもお酒が欠かせない。とりわけ、お祓いを受けたお酒はお神酒として、飲めば霊力を授かるに等しい。あやかりたければ、社務所で頼むと、通例、四合瓶で分けて頂ける。
 花掛けを携え、神輿会単位でお祭礼を手伝いに行けば、帰りがけに一升瓶のお神酒を持たせても頂ける。

 ところで、昨夜、神輿会の月例会があった。
 春恒例になりつつある、多摩センターでの神輿パレードの打ち合わせなどを済ませると、いつもの懇親会となった。
 今時の若い衆(『わけえしゅ』と発音して頂きたい)は、ビールや氷を使った割りものをよく飲む。神輿会の花道を五十代の若い衆に譲った前・後期高齢者は下座で日本酒を冷やで頂戴する。だいたい一人四合は普通に飲むから、本気で飲ませたら、空の一升瓶が何本かゴロゴロ転がることになる。
 昨夜は、めずらしく大国魂神社のお神酒を飲ませてもらえた。六社様西詰の御旅所向かいにある野口酒造が大昔から作る国府鶴である。去年の暗闇祭りに神輿を担ぎに行った者が頂いてきたのだろう。頂いてきた量が量だから貴重品であるには間違いないが、なんせ若い衆が日本酒を飲まないから、必然、前・後期高齢者のところに回ってくる。

 武蔵総社といえども昭和三十年頃までは、祭りの時の飲み物というと酒しかなかったはず(麦酒など出るはずもなく、サワーなどあるはずもない)。神輿を担いで喉が渇いたと言って飲むのは、ただ酒があるのみ ----- 当然、ガブガブ飲めるような飲み口に作ってもらわないと、口中に酒が絡んで残る。

 さて、その国府鶴、まさに水が如き飲み口。サラッと胃の腑にいくらでも落ちていく。同じことを吟醸酒でやれと言われても無理な話。なんて考えている間に国府鶴の空の一升瓶が畳に転がった。


 

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