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seiseki squareSSRブログ

2019/03/13

そんな予感もひと際な朝


 
 
 
 春分の日も近い、とあるいち日のはじまる時間...。

 夜明け頃に通り過ぎた驟雨は、陽向の舗道で陽炎となり、道行く人の肩口に停まりかかる。

 アメリカヤマボウシの並木道の向こう側、メイフェアというベーカリーの若い夫婦が、ふたりして夜中に仕込んだパン生地を焼けた窯に入れ終え、砂糖とたっぷりのミルクを注いだ紅茶で一息つくのもこの時間だ。
「毎年、暖かくなって来ると、なぜかパンが良く売れるんです」と店主が不思議がっていたのは、つい先日のこと ----- 誰とはなく、陽気に誘われ、公園でパーゴラの下のランチでも企てているというのだろうか。

 新しい季節が一気に押し寄せてくる...。そんな予感もひと際な朝。




【Jim Photoglo / More to love】


 

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