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seiseki squareSSRブログ

2018/06/24

ザ・まんだらやのオムレツ


 
 
 飲食業には、それぞれの街の歴史と寄り添った文化がある。

 村から町、町から市へと長い時間をかけて熟成されてきた歴史のある、例えば府中や立川などの街には、値段、味、種類がピンからキリまで、様々な年代の客それぞれの味覚と懐具合で選べる飲食店のバラエティーが豊富である。

 その点、ニュータウンができたために村としての歴史は長いにせよ、町になり、市に昇格するまでを短時間で済ませた多摩市は、振興住宅地らしく、同じような家計環境のサラリーマン家庭が一気に流入したため、必要とされた外食産業には、多少偏りが生じたのは止むを得ない。
 とりわけ旧市街のせいせきは、飲食店(特に飲み屋さん)の選択肢に乏しい。それがせいせきの歴史と文化なのだから受け入れるしかないのだが...。

 そもそも農村・多摩の住人 ----- ニュータウン以外の地区に住む人々 ----- は外食などほとんどしないに等しく、昔の聖蹟桜ヶ丘駅界隈で飲食業の看板を掲げたのは十軒にも満たない。
 思い出してみれば、花月食堂、加賀屋食堂、あさひや、レストラン・エコー、しのぶ鮨、寿司長、特一番辺りが村から町になる頃までに成立していた店である。その他、バー、居酒屋に関しては、筆者はまだ未成年だったので多くを伺い知れないが、チャボ、ゴールデン京王、アドニスなどの看板には見覚えがある。
 多摩村時代からせいせきで続く暖簾は、最早、前述の特一番とアドニスくらいか。

 そんなせいせき界隈だが、その後に開店した店でも ----- 輪廻転生の多い業界にありながら ----- 伝統を培い続ける酒処はあり、サ・まんだらや、一平、さの字などには最早老舗の貫禄がある。

 先日、南口商店会が役員会でよく使わせてもらうカフェテラス・シナモンの馴染み客の間で、まんだらや名物のオムレツが口の端に上った。そうなったら、もう止むに止まれず、シナモンの閉店時間を待ち、店主共々皆で繰り出した。

 挽肉のたっぷり入ったオムレツ、しっかり頂いて参りました。もちろん、お酒もね。



【The Capital Children's Choir / For Once In My Life】


ザ・まんだらや(中央商店会) http://seiseki-s.com/htm/shop/detail.asp?id=c048

 

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